
|
ゴルフの醍醐味は、プレッシャーのかかった場面を狙い通りのナイスショットで切り抜けたときの達成感だろう。その最たるものが、大きな池の真ん中に浮かんだアイランドグリーンや断崖絶壁の海越えのティーショットに代表されるウォーターハザードだ。世界を見渡しても、マスターズの舞台となる「オーガスタ・ナショナル」の15番や、ツアーチャンピオンコースの開催コースである「TPCソーグラス」の17番のアイランドグリーンなど、いずれも天国と地獄が背中合わせのスリリングなホールで数々のドラマが生まれている。ただし、日本で海に面した本格的なリンクスは少ない。日本のゴルフコースプロデューサーの三品智加良氏も「海が見えるコースは珍しくありませんが、防風林を残さなければならないといった制約があるため、沖縄を除けば本当のリンクスと呼べるのは『川奈』と『パサージュ琴海』、『小名浜オーシャン』など数えるほどです。その中で海越えのホールとなるといくつもありません」という。もちろん、ただ海沿いにコースを造ればいいというものではない。ゴルフコースアドバイザーのマサ・ニシジマ氏は次のように指摘する。「日本にはウォーターハザードに美観だけを求めるという誤った認識がはびこっているようです。同時に、多くのウォーターハザードを配置して無意味にコースをタフに演出するというのも、コース設計家が使いやすい手段であることも忘れてはなりません」やみくもに美観だけを喧伝し、戦略的と謳うだけのコースはいずれ淘汰されるということだ。 今回ランキングしたのは、戦略性と美観を兼ね添えたスリリングなコースばかりだ。ひるむことなく乾坤一擲のナイスショットを放ってもらいたい。
大村湾に突き出た半島の中にあり、日本ではめったに味わうことのできない本格的なリンクスコース。海越えのホールは3つもあり、リゾートコースとはいえグリーンは難しく一筋縄ではいかない。 「楽しめるのは海越えの3番ホールでしょう。湾の中なので波が打ち寄せるわけではありませんが、10mの打ち下ろしで、海に突き出たグリーンに向かって打つ というスリリングなショットになります」・・・・・・・三品智加良氏 しかし、たとえばグリーンに乗っても中央の大きなコブがパットを難しくするな一筋縄ではいかない。四方を海に囲まれ、潮の香りを感じながらのダイナミックなプレーは日本にいることを忘れる。池絡みのホールも戦略的で、2打地点からグリーン左側に大きな池のある18番は池越えでいくか刻んで3打目勝負かの選択を迫られるパー5だ。併設する全室シーサイドビューのホテルに泊まれば、豪華なスパやプライベートビーチで海水浴を楽しめるのが嬉しい。 「豪快なコースですが、フラットで景色がきれいなので女性にもオススメですよ」シーサイドリンクスを堪能したいのなら間違いなくベスト1だろう。 |
|
|
パサージュ琴海 アイランドゴルフクラブ
〒851-3211 長崎県長崎市琴海戸根原町171 TEL:[大代表] 095-884-3990 [予約専用] 095-884-3991 FAX:095-884-3970
|
|
|